名古屋市西区の稲生町の読み方は、
いのうちょう
です。
この記事では、
・稲生町の読み方
・稲生町の由来
についてお伝えしています。
興味のある方は、是非ご覧ください。
稲生町の読み方
冒頭でお伝えした通り、稲生町の読み方は「いのうちょう」です。
稲生町には、安産祈願で有名な式内社の伊奴(いぬ)神社があります。
伊奴(いぬ)神社は、1330年以上の長い歴史を持つ神社です。
稲生町の地名には、伊奴神社が深く関わっているともされています。
稲生町の由来4つの説
稲生町は、「いのうちょう」と読むことがわかりました。
では、どのような経緯で稲生となったのでしょうか。
稲生町の由来として4つの説は以下の通りです。
稲生町の由来① | この地では、白鳳期(645~710年)に稲栽培を始めた。 その頃に、伊奴神社の氏神として大年神(おおとしのかみ)を迎えて祈ったことから稲生とした。 |
稲生町の由来② | 天武天皇(673~686年)に稲を献上した時に、伊奴神社が建てられたとされており、それにちなんで稲生となった。 |
稲生町の由来③ | この地は、もともと低湿地の水辺であり、藺沼(いぬま)という沼地だった。 それが、藺沼(いぬま)から伊奴(いぬ)、稲生と変化していった。 |
稲生町の由来④ | 伊奴(いぬ)は犬と読み方が同じで連想するので、それを避けるために稲生と表記を改めました。 |
大年神(おおとしのかみ):素盞鳴尊(すさのおのみこと)の子供で農作物の神とされ、「年」は稲のことを指します。
このように、稲生は伊奴神社や稲に関係しているということがわかりますね。
稲生町と伊奴神社の位置図
- 稲生町
都道府県 | 愛知県 |
市町村 | 名古屋市西区 |
郵便番号 | 454-0012 |
- 伊奴神社
住所 | 愛知県名古屋市西区稲生町2丁目12 |
電話番号 | 052-521-8800 |
HP | https://inu-jinjya.or.jp/access/ |