上社の読み方は、
かみやしろ
です。
この記事では、
・上社の読み方
・上社の由来
・上社と矢白神社との関係
についてお伝えしています。
興味のある方は、是非ご覧ください。
上社の読み方と由来
上社の読み方
冒頭の通り上社の読み方は、「かみやしろ」です。
上社には、名古屋市営地下鉄東山線の「上社駅」があります。
周辺には、名東区役所や上社公園などがあります。
上社の由来
昔、このあたりは、社郷(やしろごう)と呼ばれていました。
人口増加に伴い、矢代神社(やしろじんじゃ)を中央として以下の3の村に分けました。
上社村(かみやしろむら) |
一色村(いっしきむら) |
下社村(しもやしろむら) |
分村されたのは、室町時代と推測されています。
一色村と下社村は、現在の一社になりました。
詳しい記事は以下の通りです。
上社と矢白神社の関係
上社周辺はその昔、社郷(やしろごう)と言われていました。
社郷(やしろごう)の社は矢代(やしろ)神社の矢白(やしろ)が由来とされます。
矢白(やしろ)神社が由来となったのは以下の伝説があるからです。
昔、この地は丘が続く村だった。
村民たちは、池を作って大事に使いながら暮らしていた。
ある時、田植をして10日、20日、そして一か月経過しても雨が降らなかった。
ついに、池の水は無くなってしまった。
ちょうどその頃、大臣であった武内宿禰(たけのうちすくね)がこの地に立ち寄った。
村民が水不足に悩まされているのを見て、白い鷹の羽で作った矢を授けた。
「その矢を地面に真っ直ぐ立てて祈れば、今後水に困ることはない」と言った。
村民は言われた通りにすると、矢の周りが黒く湿って水たまりができた。
そして、矢の周りから水が湧き出して、田んぼや畑へと流れていった。
こうして水不足が解消された。
村民たちは、白い羽の矢を祀った神社を矢白神社(やしろじんじゃ)と呼び大切にした。
そのため、この地は矢代神社を中心として社郷(やしろごう)と呼ばれるようになりました。
上社の位置図
- 上社
都道府県 | 愛知県 |
市町村 | 名古屋市名東区 |
郵便番号 | 465-0025 |