主税町の読み方は、
ちからまち
です。
この記事では、
・主税町の読み方
・主税町の由来
・主税町の変遷
についてお伝えしています。
気になる方は、是非ご覧ください。
主税町の読み方
冒頭でお伝えした通り、主税町の読み方は「ちからまち」です。
主税町は、明治初年(1867年)に成立した頃は、千柄町とも書かれました。
主税町には、カトリック主税町教会や妙道寺、東税務署、堀美術館などがあります。
主税町の由来と変遷
主税町の由来
主税町の由来は、以下の通りです。
主税町の由来 野呂瀬主税(のろせちから)が 住んだ地だった |
名古屋城築城のため、街ごと引っ越した「清州越し」があった。 新しくできた街に初めて住んだ人物が、野呂瀬主税(のろせちから)だったことから、その名前が地名の由来になりました。 |
野呂瀬主税(のろせちから)の末裔は幕末(1853~1868年)までこの地に住んでいました。
その後、屋敷跡にはカトリック主税町教会が建てられました。
野呂瀬主税のプロフィール
名前 | 野呂瀬主税(のろせちから) |
生年 | 不明 |
没年 | 不明 |
来歴 | 武田家に仕えていた。 武田家の滅亡後、徳川家に仕える。 初代尾張藩主である徳川義直の下で勘定奉行を務めた。 |
主税町の変遷
主税町の変遷は、以下の通りです。
明治初年 | 愛知郡主税町が成立する |
明治11年 | 名古屋区成立のため名古屋区主税町となる |
明治22年 | 名古屋市成立のため名古屋市主税町となる |
明治41年 | 東区成立のため名古屋市東区主税町となる |
昭和19年 | 栄区成立のため一部が名古屋市栄区主税町として分離 |
昭和20年 | 栄区廃止のため名古屋市栄区主税町が名古屋市中区主税町となる |
昭和21年 | 名古屋市中区主税町が名古屋市東区主税町に統合 |
主税町の位置図
- 主税町
都道府県 | 愛知県 |
市町村 | 名古屋市東区 |
郵便番号 | 461-0018 |
他の県にもある「主税町」
愛知県の他にも「主税町」という地名が2か所あります。
一つは、京都府京都市上京区主税町です。
こちらは、「ちからまち」ではなく、「しゅぜいちょう」と読みます。
もう一つは、長野県飯田市主税町です。
読み方は、愛知県と同様で「ちからまち」です。