移動用

猪子石の読み方は「いのこいし」由来と2つの神社について解説

名古屋市名東区と千種区の猪子石の読み方は、

いのこいし

です。

この記事では、

・猪子石の読み方

・猪子石の由来

・猪子石の由来にかかわりの深い2つの神社

についてお伝えしています。

お時間のある方は、是非ご覧ください。

猪子石の読み方

猪子石の読み方は、「いのこいし」です。

地名としての猪子石は、3つあります。

名古屋市名東区猪高町大字猪子石
名古屋市名東区猪子石(一~三丁目)
名古屋市千種区猪高町大字猪子石

古くは、猪越とも書き「いのこし」と呼ばれていました。

この「いのこし」という呼び名は、現在でも地元施設やバス停などにも残っています。

 

猪子石の由来と2つの神社

猪子石の由来

猪子石の由来は、以下の通りです。

猪の形に似ている霊石 この地では、昔から猪が寝そべったように見える大きな石が2つあったことから名所となり、亥の子信仰とも結びついた。

 

亥の子信仰

亥の子のお祝いの行事は、西日本で行われてきた年中行事の1つです。

旧暦10月(10月下旬~12月上旬ごろ)の亥の日に、各地の農村では、「亥の子」を祝う行事がありました。

子供たちが地域の家の庭先をわら束や石でつついて回っていました。

猪はたくさんの子を産むことから、万病除去と子孫繁栄を祈願します。

亥の子餅を食べることで万病を払うとされていました。

由来と関りの深い2つの神社

猪子石の由来となった2つの霊石には名前があり、2つの神社で祀られています。

霊石の名前とご利益、祀られている神社は以下の通りです。

霊石の名前 ご利益 祀られている神社
牡石(おいし) 触るとたたりがある 猪子石神社
牝石(めいし) 触ると安産になる 大石神社

 

牝石(めいし)の言い伝え

牝石(めいし)は、小さい小石がたくさんついてまるで子供のようだったことから、その名が付けられました。

出産が難産ばかりだという村の出産が近い一人の女性が、牝石(めいし)のようにあやかろうと祈願しました。

すると、女性は無事に出産することができ、評判になりました。

それ以来、この石に安産祈願をするために、出産が近づく女性達が多く訪れました。

 

 

  • 猪子石神社

住所 〒465-0007 愛知県名古屋市名東区香坂515

 

  • 大石神社

住所 〒465-0011 愛知県名古屋市名東区山の手1丁目

 

猪子石の位置図

  • 猪高町大字猪子石

都道府県 愛知県
市町村 名古屋市名東区
郵便番号 465-0000

 

  • 猪子石猪子石(一~三丁目)

都道府県 愛知県
市町村 名古屋市名東区
郵便番号 465-0021

 

  • 千種区猪高町大字猪子石

都道府県 愛知県
市町村 名古屋市千種区
郵便番号 464-0012